血圧が高めだから家でも血圧を測りたいけれど、
どんな血圧計がいいのか分からない・・・
と悩んでいませんか?
ひと口に血圧計といってもいろいろなタイプがあります。
それぞれにメリット・デメリットも。
血圧計は自分の使い方にあったものを選ぶことが大切です。
この記事では血圧計選びに悩んでいる方のために、血圧計の種類やそれぞれのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
血圧計の種類は3タイプ
血圧計は大きく分けて3タイプあります。
・上腕式血圧計(カフタイプ)
・上腕式血圧計(アームタイプ)
・手首式血圧計
各タイプのメリット・デメリットを紹介してきます。
上腕式血圧計(カフタイプ)
最もポピュラーなタイプです。カフ(腕帯)を上腕に巻いて血圧を測ります。
メリット 比較的数値が正確です。コンパクトなので場所をとりません。数値を表示する画面が大きくて見やすいです。
デメリット 腕帯を毎回巻くのが面倒・・・また正しく巻けているか不安でもあります。腕帯が正しく巻けているかチェックできる機能がついたものもあります。
※価格は約5千円台~
上腕式血圧計(アームタイプ)
アームに腕を通して測定します。
メリット 腕を通すだけで簡単に計測ができ、数値も正確です。
デメリット 他のタイプに比べると場所をとります。値段も高価です。
※価格は1万円以上~
手首式血圧計
手首にカフを巻いて測定します。
メリット 手首に巻くだけなので手軽に測定でき、値段が安価なものが多いです。コンパクトなので場所をとりません。旅行・出張など外出先への持ち運びに便利です。
デメリット 数値の精度は他のタイプにくらべると落ちます。おおよその数値が分かればいいと言う方はこちらでも。カフが正しく巻けているか、正しい姿勢で測定できているかお知らせしてくれる機種もあります。
※価格は3千円台~
血圧計の電源を確認しよう
血圧計の電源をどこからとるのか購入前に確認しておくことが重要です。
上腕式はカフタイプ・アームタイプともに、乾電池とACアダプタの両方で使用できます。
乾電池は約250回~300回測定できるため、1日2回測るとすれば、約半年弱は電源が持ちます。
電池切れを気にしないで使用したいのであれば、家庭のコンセントにつなぐACアダプタが便利です。
ACアダプタはメーカーや型番によって「付属品」又は「別売り」となっています。
コンセントから電源をとって血圧計を使用したい場合は購入時にACアダプタの付属を確認してください。
手首式血圧計の電源は乾電池のみです。
血圧計の便利な機能
シンプルに血圧だけを測定する機種から、様々な便利機能を搭載した血圧計もあります。
せっかく測るならなるべく正確な数値を知りたいですよね。
腕帯を正しく巻けているか、測定する姿勢が正しいかを確認する機能付きの血圧計であれば安心です。
毎回記録するのは大変そうだな、、
そんな場合は何回分かの測定値を記憶しておくメモリー機能があります。
ご家庭で2人血圧を測定する方がいればそれぞれの数値を2人分メモリーできる機種もあります。
さらにスマートフォン用の無料アプリに測定したデータを送信しグラフで記録・管理できる血圧計も販売されています。
必要な機能・不要な機能を選択して、ご自分にあった血圧計を選びましょう。
タイプ別おすすめの血圧計
血圧計の主なメーカーはオムロンとテルモです。
タイプ別におすすめの血圧計を紹介していきます。
ご自分の生活にあわせて血圧計のタイプ・機能を選んでください。
おすすめの上腕式血圧計(カフタイプ)
上腕式血圧計(カフタイプ)のおすすめは「オムロンの上腕式血圧計 HCR-7201」です。
特色は、巻きやすさにこだわったカフ(腕帯)で、不慣れな方でも簡単にできるよう開発されています。腕の太さにも配慮し、腕周17cm~36cmまで対応しているので細い腕から太い腕まで腕帯がフィットします。
さらに付属品の腕帯ではサイズの合わない方のために別売りの腕帯もあります。細腕用腕帯(17cm~22cm) 太腕用腕帯(32cm~42cm)
カフが正しく巻けているか画面に表示され、またオムロン独自のフィットカフという腕帯は左右にずれていても正確に測定できるよう設計されています。
おすすめの上腕式血圧計(アームタイプ)
おすすめの上腕式血圧計(アームタイプ)は「テルモ アームイン電子血圧計」。
テルモのアームタイプの上腕式血圧計は他社と比べてコンパクトなので、場所をとるのが嫌な方にはおすすめです。
数値を表示する画面が大きく見やすいのが特徴です。
おすすめの手首式血圧計
おすすめの手首式血圧計は「オムロン 手首式血圧計 HEM6234」。
手首式血圧計で正確に測るポイントは、手首の位置を心臓の高さにあわせることです。
オムロン手首式血圧計は正しい位置になると画面表示され、自動で測定を開始します。
血圧計の選び方 まとめ
本記事では、血圧計の選び方について紹介しました。
血圧の高い状態が続くと心臓や血管に負担がかかります。
高血圧の状態を放っておくと、動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞などの病気になるリスクが高まります。
ご自分の生活スタイル・目的に合った血圧計を選んでいただき、血圧を管理し健康管理にお役立てください。
美里薬局・中込中央薬局ではオムロン・テルモの各種血圧計を取り扱っております。
どの血圧計にしようかお困りの際は、お気軽にご相談ください。
美里薬局 ニシオ