こんにちは、美里薬局の今井です。

漢方薬を服用している患者さんから、こんな相談をよく受けます。

・味が苦手
・入れ歯に顆粒がはさまる
・口にいつまでも苦味が残る

「良薬口に苦し」といいますが、飲みづらい薬は続けるのが難しいですよね。

そこで今回は、漢方薬を飲みやすくするための工夫を3つ紹介します。

漢方薬が飲みづらいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

まずはお湯にといてみる

漢方のエキス顆粒製剤がそのまま飲みにくいときには、お湯で溶く方法がおすすめです。

そもそも煎じた漢方薬を長期保存したり、流通しやすくするためにできたものが「エキス顆粒製剤」。

ですのでお湯でエキス顆粒製剤を溶かすことにより、本来の煎じた漢方薬になります。

インスタントコーヒーを入れるように簡単にできるのがメリットです。

コップに顆粒を入れから、100mLほどお湯をそそぎます。

スプーンで混ぜると、顆粒剤はすぐとけます。

エキス剤がとけた漢方薬をお茶のように飲みます。

顆粒が残らないので、入れ歯にはさまることもありません。

また顆粒剤をそのまま飲む時と比べ、口の中で苦みがつづくこともありません。

 

✔お湯ではなく水で上手に飲む方法も

漢方薬を飲むたびに、お湯とコップを用意するのがめんどうだという方もいらっしゃると思います。

そんな方には、お水で苦味を感じることなく飲む方法もあります。

 

1.まずは、口に水を含みます。(水は飲み込まないように)

2.そして漢方のエキス顆粒剤を口の中の水におくようなイメージで入れます。

3.そのまま飲み込みます

口の中に水を入れておく飲み方ですと、コップやお湯を飲むたびに用意しなくてもいいので便利です。

ただし口に水を含んでいるのが難しい高齢者は、誤嚥につながることがあります。

むせやすい方はお湯で溶いて服用するようにしましょう。

 

 

オブラートを使用する方法

漢方薬の苦味が気になるのであれば、オブラートで包んで服用する方法があります。

通常のオブラートより、袋オブラートを利用すると包む作業が簡単です。

 

オブラートを使用した漢方薬の服用方法

1.オブラートに漢方薬を入れる

2.オブラートをつつむ

3.少量の水をいれたコップに、包んだオブラートをいれる

4.3秒ほどでオブラートがゼリー状になるのでそれを服用する
(コップの水と一緒に服用してもOKです。)

 

オブラートで飲む方法は、お湯で飲むより漢方の味を抑えることができますが、オブラートにコストがかかるのがデメリットです。

 

漢方の服用ゼリーで飲む方法

お湯でといたり、オブラートを使用しても飲みにくいという方には、漢方ゼリーという方法もあります。

のど飴で有名な龍角散が漢方薬専用の服用ゼリーを発売しています。

まずらくらく服用ゼリーをカップにいれます。

顆粒の漢方薬をいれてきかまぜます。

 

服薬ゼリーは、甘味がほとんどなく少し酸味のあるコーヒーゼリー味です。

漢方をまぜたゼリーを「食べる」より「飲み込む」のがポイントです。

食べると漢方の味が口の中に広がるので、ゼリーをつるんと飲み込むと服用しやすくなります。

 

 

 

 

まとめ

本記事では「漢方薬を服用しやすくする3つの方法」について紹介しました。

1.お湯にとかして服用する
2.オブラートを利用する
3.服薬ゼリーを使う

漢方薬が飲みにくく継続が難しいと感じている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

お湯でとかす方法がコストもかからず簡便にできるため、まずはお湯で溶かして服用する方法がおすすめです。

漢方薬を上手にとりいれて、健やかな体を保ちましょう。

漢方薬の服用方法でお困りの際は、美里薬局・中込中央薬局の薬剤師にお気軽にご相談ください。

 

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