生活リズムの乱れ・ストレス・環境の変化など、「なんだか眠れない‥」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
睡眠不足だと日中の生活に支障がでてくることも…
例えば明日大事な用事があるからちゃんと眠りたい時、また一時的な不眠(目安として1週間を超えない不眠症状)であれば市販の薬などを試してみてはいかがでしょうか。
ドリエル
かぜ薬や鼻炎薬を服用して眠くなった経験はありませんか。
鼻炎薬などに配合される抗ヒスタミン剤は、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を抑えますが、眠気がでるという作用もあります。
ドリエルは抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン塩酸塩)の眠気の作用を利用してつくられた薬です。
一時的な不眠ですぐに眠りたい時はこちらがおすすめです。
※医師より不眠症の診断を受けた方、抗ヒスタミン剤を含むかぜ薬や鼻炎薬などを服用中の方は服用しないでください。
イララック
ハーブは過度な緊張や興奮をやわらげてリラックス作用があります。
鎮静作用のあるハーブを4種類配合し、イライラ感や神経の高ぶりを鎮めてくれます。
日中のストレス対策にもつかえますが、鎮静作用によって寝つきが良くなる効果も期待できます。
ネルノダ
薬を服用するのは抵抗がある、眠りが浅い感じがしてスッキリしない方には機能性表示食品のネルノダがおすすめです。
ネルノダの配合成分であるGABAには睡眠の質、【眠りの深さ・すっきりとした目覚め】の向上に役立つ働きがあることが報告されています。
1回分から販売されているので、試してみやすいと思います。ドリンクタイプもあります。
生活リズム・就寝環境の見直しも
一時的な不眠症状を改善するために市販薬を試すのも一つの手段ですが、生活環境を見直すことも重要です。
★寝る前のカフェイン・アルコール・タバコの摂取は避けましょう
カフェイン・タバコには覚醒作用があります。アルコールは寝つきはよくなることもありますが、眠りが浅くなります。
★寝る前はテレビ・パソコン・スマートフォンは見ないようにしましょう
パソコンなどの明るく強い光は脳・身体を覚醒させます。寝る前のスマートフォンの使用はほどほどに。
★就寝環境を整えましょう
照明は暗めにして、できれば室温は26℃くらい、湿度は50~60%にすると快適です。
★適度な軽い運動を習慣にしましょう
毎日でなくても、週に2~3日、30分くらいの運動でも十分です。
適度な運動は寝つきをよくし、夜中に目が覚めにくくなります。
良い睡眠は充実した生活を過ごすために欠かせません。
ストレスや生活リズムの乱れなどで眠れない症状が続く時は、いったん薬の力を使って悪循環をストップするのも一つの方法です。
仕事が忙しい、ストレス、情報過多など睡眠不足になる要因が多くなかなか難しいですが、良い睡眠をとるためにも規則正しい生活を心がけましょう。
美里薬局 ニシオ
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