こんにちは、美里薬局の今井です。

高齢になってきた両親がちゃんと薬を飲めているのか心配になることはありませんか。

・今までしっかり飲めていたが、最近は服用できているかあやしくなってきた。
・近くに住んでおらず、仕事もあるため、両親の様子を頻繁に見に行けない。

 

薬を服用できていないと期待した治療効果が出ないばかりか、病状が悪化する場合もあります。

高齢になったご両親のくすりが心配なときは「薬剤師の在宅訪問サービス」がお役立ちできるかもしれません。

今回の記事では、「薬剤師の在宅訪問サービス」の内容や料金について紹介していきます。

 

薬剤師の在宅訪問サービスとは?

薬剤師の在宅訪問サービスとは、薬剤師がご自宅にお伺いし服薬指導や服薬支援をするサービスです。

薬局の薬剤師が患者さんのご自宅まで薬を配達します。
そして患者さんが不安なく薬を服用できるよう薬の内容を説明し、薬を飲みやすいようにセットします。

薬を服薬カレンダー等にセットしても患者さんお一人では服用できないケースでは、患者さんの生活スタイルにあわせ、服薬のタイミングや服用薬の内容を主治医と相談することもあります。

実際に、朝食後で処方となっていた薬を昼食後に変更することで服用できるようになったケースもありました。

高齢・ひとり暮らしで認知症もみられた為、薬をカレンダーに入れても服用できません。

薬剤師が服用のタイミングを朝→昼に変更しても問題ないと判断し、主治医と相談のうえ昼食後に変更。

デイサービス利用日はお昼の薬をデイサービスで服用することで飲み忘れがなくなりました。

またデイサービスの利用日でない日は宅食サービスのスタッフが、お弁当を届けた際に、棚の上にセットしている薬を出すことで服用できるようになりました。

しっかり服用できる環境ができたところで、薬が患者さんの生活に影響をあたえていないか(薬の効果や副作用)をチェックします。

患者さんの治療・介護がより良い方向に向かうよう、訪問後には患者様の体調や薬の服用状況を主治医・ケアマネージャに報告し連携をとっていきます。

 

 

薬剤師在宅訪問サービスの料金は?

薬剤師1回の訪問による料金(自己負担が1割の場合)は、

・介護保険の場合 509円(居宅療養管理指導費)

・医療保険の場合 650円(在宅訪問薬剤管理指導料)です。

 

訪問は月1回を基本とし、患者さんの状況に応じて増減します。

介護保険・医療保険どちらの場合でも、費用は月1回で500円程度(自己負担1割)です。

 

薬剤師の訪問サービス開始までの流れ

 

1.まずは薬局薬剤師にご相談ください。
(もちろん主治医やケアマネージャーに相談してもOKです)

2.薬剤師が患者さんの状況を確認します。(服用薬・服用状況・介護認定の有無・家族構成など)

3.薬剤師から主治医へ患者さんの状況を報告し、「訪問指示」を仰ぎます。

4.主治医から「薬剤師訪問指示」が出れば、薬剤師の訪問サービス開始です。

(介護保険の場合は、薬局と介護サービス利用についての契約を結びます)

 

薬剤師の訪問サービスまとめ

今回は、薬剤師の訪問サービスの内容について紹介しました。

高齢になったご両親の「いつまでも自分の家で過ごしたい」という希望を実現するためさまざまなサービスがあり、その1つが「薬剤師の在宅訪問サービス」です。

離れて暮らしているご両親のお薬が服用できていないという場合、薬剤師の在宅訪問サービスの利用がご家族の負担軽減にもつながります。

美里薬局・中込中央薬局は、薬剤師による在宅服用支援サービスを実施しております。

ご家族の薬の服用でお困りの場合は、お気軽に薬剤師にご相談ください。

 

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